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別表を二つにした経緯


1.二つの別表の違い
 先に作成したのは別表2である。「味の一覧表」を第3版に更新した時であった。別表2は「言語的根拠のある味の別表」と呼んでいるように、言語的根拠のある味だけが含まれている。新しく作成したのが別表1は「物質的根拠のある味の別表」と呼んでいるように、物質的根拠のある味だけが含まれている。なお、先に作成した別表を別表2にしたのは、味といえる根拠の並べ方の順に則したためである。

2.本表に含めることが難しかった例
 ここで、改めて味といえる根拠について説明しておく。「味の一覧表」の作成に取り組んだ契機は、基本味だけが味という通説に対する疑問であった。基本味以外にも味があるというためには、合理的な根拠を示す必要がある。最初に提案したのは言語的根拠である。その後、味といえる根拠には、@生理学的根拠、A物質的根拠、B物体的根拠、C言語的根拠があるとの結論に至った。別表の必要性は、この辺の事情に寄っている。もちろん、一つの基準によるのが望ましいのであるが、多種多様な味を一つの基準で捉えるのはまだ困難である。

3.別表が二つ必要と判断した理由
 別表1には、味名と味を呈する化学物質が掲載されている。別表2には味名とその分類カテゴリーが掲載されている。二つの別表を統合することは不可能であった。

(2023年11月作成)